
家を検討する人で「ヘーベルハウス」を知らない人はいないはずです。契約したいけど坪単価が高そうだから難しそうと考えている人はいませんか?
確かに、ALC構造と聞くと高そうに思えてしまいます。しかし、それだけで検討から除外するのは間違いではないでしょうか。支払いに見合う以上のサービスが受けられるかもしれないのに、高いだけで除外しては後悔をします。検討をするのは無料です。
そこで今回は、ヘーベルハウスの坪単価とおすすめのメリット10選を解説します。悩んでいる人は参考にしてください。
目次
ヘーベルハウスの坪単価
画像参照元:ヘーベルハウス公式サイト

やはりイメージどおり高額な坪単価ではないでしょうか。商品によっては100万円の大台に乗ります。大手ハウスメーカーの中でも高額な位置です。
ただ高額なのはイメージどおりのこと、それ以上のメリットを感じることができれば、ぜひ検討をしてください。ここからは、ヘーベルハウスのおすすめのメリット10選を解説していきます。
ヘーベルハウスのおすすめのメリット10選
ヘーベルハウスのおすすめのメリット10選は次のとおりです。
- 地震に強い2つの構造
- 耐火性に優れている
- 遮音性に優れている
- 耐久性に優れている
- 狭小地への対応力
- 住環境シミュレーションで詳しい確認
- 狙われにくいを目指した防犯対策
- 営業担当の質が高く嫌な思いをしない
- メンテナンスと点検システムで末永く安心
- ヘーベルハウスだという安心感
詳しく解説をしていきます。
メリット①地震に強い2つの構造
ヘーベルハウスと言えば地震に強い家です。これはヘーベルハウスを検討している人の誰もが知っているメリットではないでしょうか。2つの構造により、耐震性の強さを実現しています。
- 制震技術が標準仕様されている「ハイパワード制震ALC構造」
- 強靭な柱だけで建ち上がる「重鉄・システムラーメン構造」
ハイパワード制震ALC構造
主に2階建てまでの商品に採用されている構造、地震に強いにも関わらず、空間の自由度を併せ持っているのが魅力的です。
制震(地震エネルギーを吸収し受け流す)フレームの「ハイパワードクロス」と「剛床システム」を組みあわせた構造が標準仕様となっています。耐震フレームを増量することで、地震による揺れが約2分の1まで低減させました。
ハイパワードクロスが、斜材と横材の組み合わせにより座屈を抑え、中央の連結部にある制震デバイスで地震エネルギーを効率よく吸収します。
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剛床システムは、床ヘーベルを強固に一体化、それを鉄骨梁に連結して構造体としての強度と剛性を高めました。ヘーベルは、ブランド名にも採用されているALC(Autoclaved Lightweight aerated Concrete =軽量気泡コンクリート)の代名詞です。
重鉄・システムラーメン構造
主に3階建て商品に採用されている構造、独自の接合システムが「強さ」「精度」「品質」「工期」の全てを向上させました。重量鉄骨の柱と梁で構成される強靭な構造躯体は、地震の大きな揺れでも倒壊しにくい強さを持っています。その強さが認められるからこそ、空間の自由度も上がるのです。
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さらに高層ビルで利用されている最新技術「オイルダンパー」を住宅用にカスタマイズした「サイレス」が搭載され、制震構造へと進化をさせました。地震の大きな揺れに力強く対抗してくれる構造です。
ヘーベルハウスといえば地震に強い家、多くの人が最初に思い浮かべるのではないでしょうか。強い家が1番の望みならば、ヘーベルハウスがおすすめです。
メリット②耐火性に優れている

ヘーベルハウスの商品に採用されているALCコンクリート「へーベル」は、国土交通大臣認定を受けている耐火構造部材です。ALCは見た目やイメージどおり、不燃材料として規定されるコンクリートに含まれます。耐火性に優れているのは言うまでもありません。
ココがポイント
阪神淡路大震災では、何棟もの家が火災にあいました。そのときも、ヘーベルハウスが防火壁の役目を果たし、延焼を食い止めたという事実があります。外からの延焼はもちろん、内部から失火をした場合も他の部屋への燃え移りを抑止してくれるので、避難できる可能性が高くなるのです。
自然素材の木造に比べたらその差は歴然、ヘーベルハウスは耐火性に優れているメリットを持っています。
メリット③遮音性に優れている
暮らしの中で、音によるストレスを受けたことがある人は、多いのではないでしょうか。注意することで報復を受けるなどの被害も聞いたことがあり、なかなか注意できるのものではありません。
うるさくても注意ができないストレスを感じたことのある人は、遮音性に優れているメリットを持つヘーベルハウスがおすすめです。
ココがおすすめ
ヘーベルハウスが誇る「へーベル」は、駅ホームの防音壁やホテルの間仕切りに採用される実績を持っています。その「へーベル」が採用された住宅なのですから遮音性に優れているのは間違いありません。

先ほど説明したコンクリートに含まれていることからも、遮音性の高さがわかります。音によるストレスは他の人を巻き込む住まいの問題です。遮音性のメリットを持っているヘーベルハウスで、ストレスを低減する暮らしを手に入れましょう。
メリット④耐久性に優れている
ALCコンクリートの「へーベル」は、耐久性にも優れているメリットを持っています。これも見た目やイメージどおりかもしれません。
「ヘーベル」は、完全無機で強固なトバモライト結晶(強度に優れ熱や水で化学変化を起こさない板状結晶構造体)を豊富に含んでいます。
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トバモライト結晶が、乾燥による収縮を抑制し、自然素材の木材と同様の調湿力を備えているのです。また、完全無機なため湿気による腐食は発生せず、シロアリの浸食も当然ながらありません。
さらに高い耐久性を実現するためヘーベルハウスでは、部材ごとに最適な防錆設計を徹底しています。
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鉄骨を露出させずにヘーベルや断熱材で覆う非暴露設計を採り入れました。屋上フラットルーフ部には、高分子系防水シートの強度をさらに高めた独自の防水シートを採用しています。高い耐久性を実現するテクノロジーが採用されているというわけです。
ヘーベルハウスの耐久性の高さが住める年数を伸ばし、それがコストパフォーマンスにつながります。他社と比べると高額かもしれませんが、住める年数が長いことも優れた耐久性のメリットに含まれているのです。
メリット⑤狭小地への対応力
ヘーベルハウスはホームページで「都市型生活のリーディングブランド」と自ら発するほど都市型住宅への対応をしています。
都市部では、周辺の立地や環境などで狭小地に悩まされている人もいるはずです。

ヘーベルハウスならば、対応できるかもしれません。まずは相談をしてみてください。ヘーベルハウスは、狭小地でも対応が可能というメリットを持っています。
メリット⑥住環境シミュレーションで詳しい確認
住み始めてからの後悔だけはしたくありません。しかし、「思ったほど風通しが良くない間取りだった」「日当りが悪い」など後悔をする人もいます。自然から無償で得られる恩恵は、できるだけ部屋の中に取り入れたいものです。
ヘーベルハウスでは、そのような後悔を防ぐため独自で開発した住環境シミュレーションシステムの「ARIOS(アリオス)」を採用しています。間取りプランの段階で「日照」「日射」「通風」「採光」などを科学的に検証、自然を上手に取り入れることが可能です。
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ARIOSは、敷地位置を地球視点で把握し、周辺建物の条件や気象データを入力、日照条件を立体的に解析します。このデータを元に、日当りの良い位置を検討するのです。日照時間の長い箇所、それにより熱くなる部屋を割り出しプランの段階で対応をします。3D解析により通風状況を確認し、風通しの良い部屋を検討するのです。
ヘーベルハウスのARIOSが後悔をしない間取りにしてくれます。これもヘーベルハウスを利用するメリットです。
メリット⑦狙われにくいを目指した防犯対策
ヘーベルが、災害時に強いことがわかりました。しかし住まいの安全確保は災害だけではありません。
泥棒など、人による犯罪からも安心を得らえる住宅が必要です。ヘーベルハウスでは、安心に暮らすため「狙われにくく」する対策を工夫しています。
- 開口部の強化。
- 防犯をゾーンごとに提案。
- スキをつくらない設備。
狙われるのは、1階の窓など開口部です。ガラスには、特殊フィルムを挟み破壊に強い「合わせ低放射複層ガラス」を採用しています。さらに二重ロックにすることで、侵入の抵抗力を強化しました。
敷地内を見通しの悪い場所、良い場所、来訪者が立ち寄る場所など、ソーンとして分けてみることでそれぞれに合った防犯対策を施しています。視線を通すフェンスを採用し、侵入を抑制するなどの提案です。
ココがポイント
不在時でもタイマーにより自動で点灯する照明や、録画機能付きのインターホンの採用など、平穏な日々が続く生活習慣で生じたスキを設備がカバーします。
防犯対策は、残念ながら今の日本には必要です。まずは狙われない家づくりで家族を守りましょう。ヘーベルハウスの防犯対策はメリットのひとつです。
メリット⑧営業担当の質が高く嫌な思いをしない
ヘーベルハウスの営業担当者は質が高いので嫌な思いをしないというメリットを持っています。
ハウスメーカーの中には、「オラオラ営業」をする人も残念ながらいるので注意をしてください。一度話を聞いたら良い返事を聞くまでしつこくする営業方法です。他社の悪口を言い「他を見学する必要はない」などと言って、行くことを阻止しようとしてきます。
ココがポイント
ヘーベルハウスは、自社の商品に自信を持っているので、そのような営業スタイルをとりません。自社の弱みが高額ということも知っています。しかし、高額に見合った商品を提供している自信があるので、説明をしたあと他社に行かれるのも怖くありません。スマートな営業をしてくれます。

他社の弱点をつき、自社の良い点しか上げない営業担当にはうんざりします。営業担当の質が高いのはメリットです。安心してモデルハウスを見学してください。
メリット⑨メンテナンスと点検システムで末永く安心
ヘーベルハウスは、メンテナンスと点検システムにも魅力を持っています。
ロングライフプログラム
耐用年数を高くし、部材の交換や補修を30年目にまとめて行うプログラムです。メンテナンス費用を抑えるメリットがあります。
60年点検システム
家の定期点検を60年先まで実施、専門スタッフが訪問しチェックをしてくれます。
アフターサービス体制
ヘーベルハウスは、建築した物件情報を永久保存しています。残された情報を元に、家の点検や相談を24時間体制で受けてくれるサービスです。
ココがポイント
大手ハウスメーカーでは、高いアフターサービスを実施しています。他の大手ハウスメーカーと比べると、とくに突出しているサービスではありません。しかし、アフターサービスが充実している安心感があります。これもメリットのひとつです。
メリット⑩ヘーベルハウスだという安心感
画像参照元:ヘーベルハウス公式サイト
1972年に設立した旭化成ホームズ株式会社のヘーベルハウスは、ネームバリューの高さがメリットです。
「家をヘーベルハウスで建てた」と言えば、「それどこのハウスメーカー?」と聞いてくる人はまずいないことでしょう。
ココがポイント
40年以上の実績は、多くの人に選ばれなければ達成できる年数ではありません。利用する人がいたからこその実績です。多くの人が選んだという実績が安心感に変わります。
災害時に倒壊しなかった事実が、ヘーベルハウスにしたいという気持ちにさせるのです。
「ヘーベルハウスで建てた」という安心感は大きなメリットではないでしょうか。60年後にメンテナンスをしますという言葉も信用ができます。
まとめ
ヘーベルハウスの坪単価とおすすめのメリット10選を解説しました。
地震への強さは「ヘーベル」最大のメリットです。地震を避けて暮らすことはできません。避けるのではなく、対応できる家を選ぶしか方法がないのです。ヘーベルハウスが、強い地震にも対応ができる住まいを建ててくれます。

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耐久性の高さと地震の対応力のメリットは大きいです。ヘーベルハウスのメリットを考慮して熟考することをおすすめします。