
注文住宅の間取りを決めるときは、誰もがワクワクします。これから自分が住む家の間取りを決めるのですから当然です。いろいろな希望や夢を間取りに込めている人はいませんか?
ただほとんどの人が、間取りを決める作業が初めてなはずです。気持ちの高ぶりが原因で、建てた後に後悔なんてことが起きるかもしれません。残念ながら、実際に後悔している人もいます。経験がないことを始めるときは、情報収集が大切です。
そこで今回は、成功例から学ぶ注文住宅の間取りの決め方10選を解説します。成功事例を参考にして、自分の間取り決めを後悔しないものにしましょう。
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目次
成功例から学ぶ注文住宅の間取りの決め方10選
成功例から学ぶ注文住宅の間取りの決め方10選は次のとおりです。
- タウンライフ家づくりの利用
- 最初に優先順位決めておく
- 話合いはノートにまとめておく
- 全体から細部への順番がおすすめ
- 将来も見据えた間取り
- 動線の重要性を意識
- 十分な収納スペースが大切
- 対面キッチンとリビングの隣にある和室
- 2階への階段をリビングに設置
- 最後まで真剣に悩んだ
詳しく解説をしていきます。
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タウンライフ家づくりの利用

タウンライフ家づくりに依頼をすると、無料で次のサービスを受けることができます。
- 希望にもとづいた間取りプランの作成
- 最適な資金計画の提案
- 土地探し
すべて無料で受けられるサービスです。
ココがポイント
タウンライフ家づくりでオンライン一括依頼をすると、登録している大手注文住宅会社から工務店まで全国600社以上が中から、複数社の提案がもらえます。
「間取りを決めると言っても何からしていいかわからない」と悩んでいる人はいませんか。ゼロから考えるのは大変です。タウンライフ家づくりを利用すれば無料で、良い間取りにたどり着くヒントが得られます。
「無料でサービスを受けられるのが怖い」と思う人もいるかもしれません。無料で先ほどのサービスが受けられるのは不思議です。
さらに詳しく
ただ賃貸を探すときを思い出してください。「スーモ」や「アットホーム」を無料で利用したことはありませんか?スーモで問い合わせをしても、情報の詳細は仲介業者から送られてきます。スーモという人気のサイトを、いろいろな不動産会社がお金を出して利用しているわけです。不動産会社の集客という問題点を、大手サイトがカバーしています。利用者が無料でも、送客を受けた企業がお金を支払うため、真剣に対応するのです。すべてでウインウインの関係が成り立っています。
情報を得たからと言って必ず契約をしなければいけないわけではりません。合わなければ断っても大丈夫です。
タウンライフ家づくりで、情報を得られたことで理想の間取りにたどり着けた人がたくさんいます。無料ですので、話し合いのきっかけに利用してみてはいかがでしょうか。成功例がたくさん見られる間取りの決め方です。
最初に優先順位決めておく

間取りの軸を最初に考えておくと、家族との話合いでズレが生じた時に一旦落ち着かせることができます。言わば間取りの「テーマ」です。例えば次の内容などがあげられます。
- とにかくオシャレにこだわりたい
- 家族との時間が大切だから共有スペースを意識したい
- 個人の時間や趣味を尊重したいので、書斎など個人の部屋を多くしたい
- 共働きなので生活動線など機能性を重視したい
優先順位が決まると、「リビング」「ダイニングキッチン」「バス」「脱衣所」「トイレ」「寝室」「テラスや屋上」「庭」などが変化します。
ココに注意
個人の時間を大切にしたいのならば、部屋をいくつも作りリビングは狭くなるはずです。逆に家族とのつながりがテーマならば、リビングを広めにとり解放感を得る間取りにたどり着きます。
住む人のライフスタイルでテーマは変わるので、正解はありません。住み始めた後に自分にとっての正解かどうかがわかります。住む人全員で優先順位を決めておきましょう。「最初に考えていたと間取りと全く違う」などの失敗を防ぐことができます。
話合いはノートにまとめておく

間取りは1日で決まりません。何日にもまたがり、いろいろな意見を聞きながら完成をさせます。中には、話合いをするたびに前のことを忘れる人もいるようです。
情報が上書きされることで、最後に見た間取りがとても良く見えてしまう人もいます。そのため、前の提案ではウォークインクローゼットがあったので安心していたのに最新の間取りにはなかったなど、住み始めてから見落としに気が付くようです。
ココがポイント
1冊のノートに、間取りに絶対設置したいスペースをまとめておきましょう。話合いの流れも記録しておくと、どうして考え方が変わったのかの再確認ができます。営業担当と相談するときは、メモ帳で大切なことを記載し、ノートにまとめておくと便利です。
間取りの提案を受取ったときは、絶対に設置したかったスペースが確保されているか必ず確認をすれば「考えていたのに」という後悔を防げます。
「妻のノートが本当に役に立った」という成功事例もありました。ついうっかりは起きます。防ぐためには記録を上手に残しておくことが大切です。
全体から細部への順番がおすすめ

間取りの中で最も大きなスペースはリビングになる人が、ほとんどではないでしょうか。まずは大きなリビングをどこにするのか、どうやって採光を取り入れるのかなどを最初に考えることで、スムーズに決まる人が多くいるようです。
ココがポイント
リビングを2階にするか1階にするかは、建てる場所や土地の形によって考えなければいけません。最初に決めておけば寝室や水回りなども決めやすくなります。
また、成功事例の中には、テレビやコンセントの位置をこだわって本当に良かったという声も見られました。細部の中には、細かい設備の取り決めも含まれます。忘れないように注意をしましょう。
まずは解放感などの空間を活かすために、リビングを決めておくのがおすすめです。
将来も見据えた間取り

建てる家の間取りを決めるときに、賃貸と同じ考え方を意図なくする人もいるようです。当然ですが、何十年も住み続けるために家を建てます。「子どもはまだ小さいから」という考え方を、間取りに反映させてはいけません。
30年後の家族を想像しながら間取りを考えることも大切です。30年後、自分の年齢は何歳でしょうか。建てる年齢によって変わるので「こうしておくべき」などの正解はありません。階段の高さは大丈夫ですか。スキップフロアは有効な空間ですが将来その段差が邪魔になることはないでしょうか。
建てるときに先のことまでは、考えられないかもしれません。ただ、何十年も住み続けるのならば必要です。子供部屋を大きめにしたことで、勉強意欲が上がる可能性があります。将来を意識した間取りで成功した事例があることを忘れないでください。
動線の重要性を意識

動線は毎日の暮らしで重要な項目です。動線は主に3種類あるので、必要な動線を考えておきましょう。
- 家事動線:炊事洗濯、掃除など毎日に必要な家事の動線
- 生活動線:お風呂やトイレへの移動などの動線
- 来客動線:家に来られた人が移動する動線
特に家事動線は重要です。毎日の家事がスムーズに行えれば、時短になり他のことに時間が利用できます。共働き世帯には重要なこだわりポイントです。
生活動線は、夜中のトイレを想像してみてください。距離が長くなれば、それだけ足音が気になるかもしれません。行くのも嫌になります。
来客動線は、見られたくない場所を隠す意味でも大切です。
3つの動線を意識した間取りにすることで、ストレスが少なくなります。ストレスがない生活は、家族全員の笑顔につながるはずです。
十分な収納スペースが大切

収納スペースは間取りに必要です。
- クローゼット
- ウォークインクローゼット
- ウォークスルークローゼット
- パンドリー
- 玄関横の収納
- 屋根裏や床下収納
- 来土間
収納は種類も多く、用途を考えて間取りに組み込むことが大切です。
ココがポイント
収納に何を入れたいですか?玄関横の収納は、小さすぎると利用価値が下がるかもしれません。アウトドア関係を趣味に持つ人は、玄関横の収納を大きく取るか、土間の設置を考えてはいかがでしょうか。共働きで、なかなか買いものにいけない人は、パンドリーを広めに取ることをおすすめします。
中には「収納を多くしたい」と目的もなしに提案する人もいますが、何を入れるのか本当に必要なのかを考えておきましょう。不要なクローゼットは、邪魔になるだけかもしれません。クローゼットのドアが理由でベッドが置けないなどの失敗にも注意が必要です。
収納を確保することで、室内の清潔感が維持できます。目的意図を持った収納を考えることで、後悔をしないようにしましょう。
対面キッチンとリビングの隣にある和室

対面キッチンとリビングの隣に和室を設置した間取りを、成功事例にあげる女性が多くいます。
- 料理をしながら子どもが勉強している姿が見える
- 家族と会話する時間が増えた
- リビングの隣にある和室は、使用用途がありすぎて本当に助かる
特に、子育て世帯から絶賛する声が多く見られました。成功者が多い間取りは参考にするべきではないでしょうか。子育て世帯の人は、ぜひ参考にしてください。
2階への階段をリビングに設置

リビングの階段は邪魔になりません。階段の下を小さな収納にして有効に活用している人もいるようです。
階段が玄関すぐにある家庭の場合、母親の「あなたいつ帰ってきたの?」という声が聞こえてきそうです。いつのまにかランドセルが置いてあったなど、帰宅に気づかないのは、お互いに良い状況ではありません。リビングに階段を設置すれば、子どもが休みの日に出かけることも気付けます。
家族がいるリビングを必ず通る間取りは、子育て世帯に必要です。間取りを決める際の参考にしてください。
最後まで真剣に悩んだ
当たり前と思われるかもしれませんが、最後まで真剣に悩むのはなかなか難しいようです。
ココに注意
営業担当から話を聞くと、間取りの提案時に「これでいい」と言われると複雑な心境になると言われていました。「これがいい」ならば営業担当も「良かった」と思えるようですが、「これでいい」と言われると、お客様は疲れてしまったのかもしれないと悩むそうです。
予算の関係などにより、納得できる間取りにたどり着けない場合もあります。それでも最後まで、できる範囲のことで真剣に悩むことで成功した間取りにたどり着けるのではないでしょうか。
真剣に悩まなかったことで、住み始めてから次のような問題が発生する人もいます。
- 吹抜けから料理の匂いが家じゅうに充満して嫌になる
- 車の排気ガスが家の中に入ってくる
- ゴミの異臭が気になる
シミュレーションも大切です。最後の詰めが甘いせいで、後悔をするかもしれません。成功する人は「これがいい」にたどり着く人が多いようです。最後まで真剣に間取り決めを取り組むことをおすすめします。
まとめ
成功例から学ぶ注文住宅の間取りの決め方10選を解説しました。成功した人ばかりではありません。失敗をした人もいます。情報をより多く集めて、自分のライフスタイルに照らし合わせながら成功を目指しましょう。
まずは、タウンライフ家づくりを利用して無料で間取りの情報を得るのはいかがでしょうか。ゼロから始めるのと、たたき台がある状況とでは、話合いの内容も変わります。無料で利用できるものは、どんどん利用をするべきです。
成功事例を参考にして、良い点はまねをすることで後悔をしない間取りにたどり着きましょう。