注文住宅の検討で、予想以上に本体価格が高額になり外構工事まで手が回らないと悩んでいる人はいませんか?中には本体価格に外構費用が含まれていないと知り、困惑する人もいます。後から言われた必要な費用に、抑えたいと考えるのは当然です。
外構費用の予算が少ない人は、できるだけ安く抑えるコツを確認しておきましょう。そこで今回は「外構工事を安く抑えるコツ10選!」を解説します。予算が少ない人は参考にしてください。
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目次
外構工事を安く抑えるコツ10選
「外構工事を安く抑えるコツ10選」は次のとおりです。
- タウンライフリフォーム外構特集を利用する
- ハウスメーカーに依頼をせず別業者に依頼する
- 優先順位をつけ必要な工事に絞る
- 急ぎでない外構工事は後回し
- 自分でできる外構工事はDIYで
- オープン外構の採用
- 素材など過剰にこだわらない
- 施主支給を相談する
- 補助金を調べる
- 値引き交渉をする
外構費用の予算が少ない人必見です。
タウンライフリフォーム外構特集を利用する
タウンライフリフォーム外構特集は、複数の優良業者から外構工事のプランや見積もりを取り寄せてくれる紹介サイトです。安く抑えるコツは、複数の業者と相談をして相見積もりを取ること、比較をすることで外構費用を抑えます。

複数の業者からプランを取得することで外構工事に関する知識が増えます。タウンライフリフォーム外構特集の主な特徴は次のとおりです。
ココがおすすめ
- 参加する企業は国家基準をクリアした300社以上
- 複数企業から「アイデア&アドバイス」「外構工事プラン」「見積もり」の3つが手に入る
- 上記3つの取得は全て無料
- 約3分の簡単な登録作業で完了
外構工事やお庭工事に悩みがある人はいませんか。タウンライフリフォーム外構特集を利用すれば、優良企業からアイデア&アドバイスがもらえます。複数社から費用の見積もりがもらえるので、比較がしやすいのもメリットです。いろいろな企業からプランニングを聞けるので、外構工事に関する知識も高まります。
外構工事は、安く抑えるだけが正解ではありません。外構費用を安く抑えても、満足できない工事に納得ができるでしょうか。よく「安いから我慢」と自分に言い聞かせる人もいますが、ただただ安いだけの業者は完了後にトラブルを発生させるかもしれません。「外構工事後の不具合への対応」「業者がいいかげん」など、満足できる対応が望めない状況に我慢し続ける人もいます。想像しただけでもイライラすると思いませんか?安く抑えるだけが目的ではなく、安いうえに満足できるのが正解です。
タウンライフリフォーム外構特集は、厳格な国家基準をクリアした信頼ある優良企業のみが掲載しています。納得できる外構工事プランと価格が選べるサイトです。無料なので気軽に利用してみることをおすすめします。
ハウスメーカーに依頼をせず別業者に依頼する
外構工事を安く抑えるのならば、注文住宅を依頼しているハウスメーカーにそのまま依頼をするのはおすすめできません。中間マージンが発生し外構費用が上がります。中間マージンの発生は利用者にとってデメリットです。
ハウスメーカーは外構工事の専門家ではありません。外構工事はほぼ下請業者に依頼します。中間マージンが発生する可能性は非常に高いです。ハウスメーカーに依頼をしないことで得られるメリットを確認しておきましょう。
ココがポイント
- 外構費用が安く抑えられる
- 外構に精通している業者に直接依頼をするので融通が利く
- ハウスメーカーを挟まないので迅速に対応してくれる
ハウスメーカーに外構工事を依頼すると「打ち合わせ時間の短縮」と言ったメリットを得られます。間取りなどの打ち合わせと一緒にできるので、忙しい人には都合がよいかもしれません。しかし、完成後に後悔をします。ハウスメーカー自体が外構工事をしないので、希望の詳細は伝言ゲームです。希望が反映されない可能性も高まります。
別業者に依頼をすると手間はかかりますが、費やした時間以上のメリットが得られるのは間違いありません。先ほどの「タウンライフリフォーム外構特集」を利用するなどして、信頼できる企業を探しましょう。直接の依頼は外構工事を安く抑えるコツのひとつです。
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優先順位をつけ必要な工事に絞る
外構工事を安く抑えるためにも、外構工事の優先順位を決めておきましょう。すべてをかなえるのは相当のお金が必要です。上限予算と優先順位を決めておくことで、予算内に納めます。
優先順位は依頼者により異なるので、まずは箇条書きにより書きだしてみましょう。外構工事は主に次の3つに分けられます。
- 外構で絶対に必要な工事
- 設置すると生活が便利になる工事
- 見た目にこだわった工事
絶対に必要な工事は外せません。しかし、「生活が便利」と「見た目」に関しては人によって優先順位が変わります。
例えばカーポートの設置は絶対必要な外構工事ではありません。しかし依頼者の中には、車が趣味で「絶対に妥協したくない」外構工事と考えている人もいるのです。どうしても妥協をしたくない人は優先順位が上がります。価値観は人によって異なるので、家族で話し合いをしながら「生活の便利」と「見た目」の優先順位を決めましょう。
決めた予算がオーバーした場合は、優先順位の低い方から削ってください。最初に予算と優先順位を決めておくことで、不要な外構工事を排除します。安く抑えながらも希望の外構に近づけるためには、優先順位を決めておくのが重要です。
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急ぎでない外構工事は後回し
外構工事は、住み始めてからでも追加設置ができます。優先順位により泣く泣く排除した外構工事は、お金がたまってから再度依頼をしましょう。急ぎでない外構工事を後回しにすることで安く抑えます。
ただし後回しにする場合は、その旨を依頼する施工業者に伝えておきましょう。例えばカーポートを後回しにした場合、設置のためのスペースを確保しておかなければいけません。配管が邪魔でいざ設置しようと思ったらできないといった事例もあります。施工前に相談しておくことで回避できる問題です。
予算が少ない人は、外構工事を必要最低限にとどめ、お金がたまってから依頼をすると外構費用が抑えられます。無理をしないことが大切です。
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自分でできる外構工事はDIYで
最近は、休みの日にDIYを趣味にする人が増えました。自分にできる外構工事をDIYで設置することで、外構費用を安くします。自分でできることを自分でやるのも安く抑えるコツのひとつです。業者に依頼をしなくてもできる主な外構工事を確認しておきましょう。
- コンクリート工事
- レンガブロック工事
- 芝生を引くなど
- フェンス設置工事
上記は実際にDIYをしたことのある人から集めた情報です。「コンクリートが自分でできるの?」と思われる人もいるはずですが、実際に行っている人がいます。YouTube動画やブログを検索するとやり方がすぐにわかるので、自分でもできるかどうかを確認してみましょう。「できる」と思えば、依頼をせずDIYで設置します。
ただし、外構工事は見た目も大切です。自信がない人にはおすすめできません。自分で設置することで安く抑えられますが、無理せず確実にできる外構工事だけを選びましょう。

オープン外構の採用
オープン外構は、塀などの囲いをつくらない開放的な外構です。最低限の素材で完成するので、安く抑えられます。オープン外構のメリットは次のとおりです。
ココがおすすめ
- 低コスト
- 開放感がある
- 日当り、風通しなど自然を多く感じられる
- 庭に植えた植物の生育に良い
- 近隣の人たちと親しみやすくなる
外構工事を安く抑えたいのならばオープン外構を選択するべきです。開放感が得られるなどのメリットも付いてきます。しかしデメリットも多い外構です。一番の問題は周囲の目線が気になること、落ち着かない人もいます。プライバシーを重視したい人にはおすすめできません。
素材など過剰にこだわらない
採用する素材にこだわらないのも、外構工事を安く抑えるコツです。例えば、フェンスも素材によって価格がだいぶ異なります。
金網フェンスのみ | 30万円程度 |
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金網フェンスとブロック | 60万円程度 |
全面ブロック | 100万円以上 |
もちろん「プライバシーを重視したい」と思っている人が無理やり「設置を止める」と判断する必要はありません。住み始めてからストレスのたまる住まいは問題です。
「過剰なこだわり」とは、生活に支障が出ないにも関わらず費用をかけること、無駄につながります。
例えば、できるだけ素材を統一することで外構費用が抑えましょう。同じタイルで統一すれば、仕入れ価格が抑えられます。タイルとレンガを購入する外構を選択すれば、その分価格が上がるのです。
過剰なこだわりを捨てることで外構工事を安く抑えます。シンプルな外構は、安く抑えるためのコツです。
施主支給を相談する
施主支給とは、住宅設備を自分で購入して準備をする方法です。安く購入できれば外構工事を抑えられます。「好きな製品をお得な方法で購入できる」のが施主支給のメリットです。ただし、価格がこだわれる変わりにいくつかのデメリットもあるので注意をしましょう。
ココがダメ
- 依頼した業者の了解を得られなければ施主支給はできない
- 手間がかかる
- 製品に不具合が発生したときは製品ごとの対応が必要
- 製品の不具合に関する責任所在をハッキリさせるのが困難
そもそも施主支給を了解していない業者もあります。依頼をする前に相談をしておきましょう。また調べて購入をし、郵送の手続きまでを自分で行います。オンラインで購入できるサイトも増えたので、だいぶ負担は減りましたが時間がかかるのはデメリットです。
万が一製品に不具合が生じたときでも工事業者に対応を依頼できません。販売元へ自分で連絡をします。よくあるトラブルが、製品のキズに関する対応です。設置をしてからでは、誰がキズを付けたかわかりません。輸送中か設置のときか、判断が難しい場合は泣き寝入りです。
トラブルも多いので施主支給を断る業者も少なくありません。ただ手間がかかる分、上手に購入ができれば外構工事を安く抑えられます。時間に余裕がある人は施主支給がおすすめです。
補助金を調べる
外構工事を安く抑えるのではなく、補助金を得ることでトータル的に安くするのもおすすめです。外構工事の中には、補助金が申請できるものもあります。
有名なのが「クリーンウッド法」です。登録している事業者より木材を購入すれば、「木塀」や「ウッドデッキ」の外構施工で補助金がもらえます。申請には条件もありますが、木塀を設置すれば外部からの視線を遮ることも可能です。素材にこだわらなければ、補助金でだいぶ安く抑えられます。予算が少ない人は必見です。
他に、地方自治体ごとに受け付けている補助金もあります。役所のホームページで確認をし、補助金のでる外構工事を調べておきましょう。宅配ボックスに補助金を用意する自治体もありました。建てる場所によって補助金の対象が異なりますが、うまくいけば外構費用の手助けになるはずです。
値引き交渉をする
安く抑えるコツと言えば値引き交渉です。外構工事でも値引き交渉ができます。「ダメで元々、安くなったらもうけもの」ぐらいの気持ちで交渉をしてみましょう。ただいくらダメ元と言っても無策はいけません。値引き交渉を成功させるコツは次のとおりです。
ココがポイント
- 相見積もりを取り、相場を勉強しておく
- 最初の見積もりですぐ納得をせずいったん持ち帰る
- 値引き交渉は一度きり、タイミングが重要
値引き交渉には相見積もりが重要です。「タウンライフリフォーム外構特集」を利用して複数社から見積もりを取得しておきましょう。
打ち合わせ後、初めて見積もりを提示されたときは即決をせずいったん持ち帰ってください。「他の業者の見積もりも確認したい」と説明をします。若い営業マンだと「値引きも交渉しますので」と声をかけてくるかもしれません。営業マンが恐れているのは一度の見積もり提示で他の業者に行かれること、もう一度商談ができるようにと値引きをにおわせます。即決をしないことで、値引きのチャンスが訪れるはずです。
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まとめ
「外構工事を安く抑えるコツ10選」を解説しました。外構工事は手間をかけることで安く抑えられます。外構費用の予算が少ない人は、自分でできる範囲は自分で行うようにしましょう。ただし、安全性を疎かにするのは危険です。「安く抑える」だけを考えると、あれもこれもと無理をする人がいます。無理はせず、「任せる工事」と「自分で無難にできる工事」の見極めが大切です。
まずは「タウンライフリフォーム外構特」を利用して、外構工事に詳しくなりましょう。「タウンライフリフォーム外構特」は、外構費用を抑えるために必要なサイトです。