
ローコスト住宅を建てたいと考えている人はいませんか?ローコスト住宅は四角だと安いです。
ローコスト住宅を建てるのならば、四角にすることをおすすめします。
ただし、形は四角が安いと言い切ることができますが、間取には「これがいい」と言い切れるものはません。
ライフスタイルによって異なるので、間取り選びのコツを確認しておきましょう。
そこで今回は、「ローコスト住宅は四角だと安い?間取り選びのコツ10選」を解説します。
ローコスト住宅で悩んでいる人は、参考にしてください。
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目次
ローコスト住宅に定義はない

しかしローコスト住宅の解釈はさまざまなので注意をしましょう。
一言でローコスト住宅と言っても、相手のイメージと異なれば話が合いません。ローコスト住宅という言葉が示す主な内容は次のとおりです。
- ローコスト住宅は規格住宅のみ
- 注文住宅でも建物価格が安ければローコスト住宅
規格住宅とは、ハウスメーカーがあらかじめ用意した間取りから、設備やデザインを選び建てる住まいです。一般的にローコスト住宅は、規格住宅で表現されることが多く見られました。
注文住宅とは、希望に合わせた住まいを自由に設計して建てる家のことです。
ココに注意
ただ注文住宅も「フルオーダー」や「セミオーダー」などに分けられます。ハウスメーカーによっては、「完全フルオーダー」という言葉も使うので混乱するかもしれません。
注文住宅は自由度が高そうですが、種類が多く定義も曖昧です。自由設計もどこまでが自由なのか、ハウスメーカーごとに異なります。
ハウスメーカーごとの言葉に、迷わされないよう注意をしましょう。ローコスト住宅は、家の総額をみて判断することをおすすめします。
注文住宅でローコストをウリにしているハウスメーカーでも、自由を追求すれば高額になるはずです。
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ローコスト住宅は四角の方が安い

規格住宅では、ハウスメーカーで用意されている間取りのほとんどが四角くなります。自由設計のローコスト住宅でも、四角の間取りの方がより低額です。
凸凹な間取りになるとコストがかかります。
同じ面積でも、凸凹になれば、外周が伸びます。資材が四角よりも多く必要になり、角が増え、採寸なども含め工事が大変です。工期が伸びれば人件費も上がります。
ローコスト住宅を建てるのならば、四角の間取りにしましょう。デッドスペースもなくなる、効率的な間取りが実現します。
ローコスト住宅の間取り選びのコツ10選
ローコスト住宅の間取り選びのコツ10選は次のとおりです。
- 間取りの希望を箇条書きで書き出す
- モデルハウスを多く見る
- 譲れない条件の選出
- 希望の生活をイメージする
- できるだけ多くのハウスメーカーに相談する
- 自由度の高いハウスメーカーに絞る
- 口コミや体験談を確認
- 間取り図面で生活をイメージする
- 無駄を省く
- 将来性のある間取りなのかを確認する
詳しく解説をしていきます。
間取りの希望を箇条書きで書き出す

一人で考えず、住む人全員で相談をします。話し合うことで、住まいのテーマを決めることが目的です。
ローコスト住宅で、すべての望みをかなえるのは難しいです。最初に希望を絞ることで、間取り選びが楽になります。
間取りへ、後からあれもこれもと次々に加えていく状況を防ぐのが目的です。箇条書きにして優先順位をつけ、第一希望のテーマを決めてください。
「ホームシアターがほしい」「子育てのため、リビングを充実させたい」など、いろいろな希望ができてきます。機能性を重視するならば、設備投資を中心に進めましょう。
優先するテーマが決まれば、部屋数が決まるはずです。
間取り選びは、ひとつのテーマを決め希望がかなう部屋を探すのがコツ、ブレてはいけません。ブレるときは、再度話し合いが必要です。
まずはテーマを決めておきましょう。
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モデルハウスを多く見る
間取り選びのコツは、モデルハウスなどを多く見ることです。普通の人は、紙ベースの間取りに見慣れていないので、想像力を高めましょう。間取り図を見ただけで、希望の間取りかどうかを判断できるようになるためです。
他にもデザイン性や色などは、間取り図では想像できません。
さらに詳しく
白を基調にしたリビングを見たときの感じ方は人それぞれです。「キレイ、マネしたい」と思う人もいれば、「汚れが目立ちそう」と考える人もいます。デザイン性に関しては、モデルハウスを見ることで経験値を積むのが効果的です。
家族が求めているデザイン性を確認しましょう。
モデルハウスを見た後、自分たちのテーマに変更があれば再度相談をします。
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譲れない条件の選出
モデルハウスを見ている中で、テーマが変更されることもあります。再度、譲れない条件を選出するのも間取り選びのコツです。譲れない条件をランキングにして、上位からかなえていきます。
箇条書きで条件をだしてから、たくさんのモデルハウスを見たことで、譲れない条件がでてきます。
ローコスト住宅がテーマの人は、家を建てることだけが目的です。こだわりを持たず、どこまでも安くすることを目指しましょう。
ローコスト住宅の中でも、これだけはかなえたいという譲れない条件がある人は、かなえなければ後悔をします。ローコスト住宅にするため、四角の間取りを選択しつつ、必ずひとつは別の望みをかなえるべきです。
長く住み続ける家に不満ばかりもらしていては、一緒に暮らす家族もおもしろくありません。譲れない条件を、取りへの知識を得たあとに選出しましょう。
ローコスト住宅における、間取り選びのコツです。
希望の生活をイメージする

共働き世帯ならば、朝の家事動線がスムーズかを確認します。間取り図を見ながら確認をすると、イメージが養われていくのでおすすめです。思い出せるように、写真と間取り図をリンクさせておきましょう。
住まいを建てた後、後悔する人の多くは、「こんなはずじゃなかった」と言います。機能性の問題です。
ココがポイント
住み始めてから気が付くことに後悔をします。
「住み始めないとわからないから仕方がない」と言うパートナーのやさしさが、余計に後悔の念を増幅させるかもしれません。
モデルハウスを見る機会を無駄にしないためにも、希望の生活をイメージして見学をしましょう。気に入るのがあれば、自分たちの間取りに反映すればいいだけです。
見た目のデザイン性に惑わされないように注意をしてください。間取り選びのコツです。
できるだけ多くのハウスメーカーに相談する

ローコスト住宅をウリにしているハウスメーカーが増えてきました。家を建てる地域が対応地域に含まれている、すべてのハウスメーカーに声をかけるぐらいも気持ちで臨むのがコツです。
フランチャイズ展開をしているハウスメーカーは、ローコスト住宅をウリにしている会社がほとんどです。中間マージンを排除することを全面に出しています。
適性価格をホームページで掲げているハウスメーカーもローコスト住宅を販売している可能性が高いです。検索機能を利用して、ローコスト住宅のハウスメーカーすべてに相談をしましょう。
面倒かもしれませんが、ローコスト住宅で良い間取りに出会うためには、時間を費やさなければいけません。
情報収集が、より良い間取り選びのコツです。
自由度の高いハウスメーカーに絞る
情報を集めたら、より自由度の高いハウスメーカーを探しましょう。
さらに詳しく
自由度の高いハウスメーカーとは、自分たちの希望をより多くかなえてくれるハウスメーカーです。
希望が異なるため、人によって良いハウスメーカーは異なります。
規格住宅に力を入れているハウスメーカーは、商品名にテーマを載せている場合がほとんどです。自分たちのテーマのある企画住宅を商品化しているハウスメーカーは、チェックをしておきましょう。
自由設計のハウスメーカーも、テーマ別に商品を打ち出しています。四角い間取りを意識しながら、より多くの希望をローコストでかなえるハウスメーカーを探しましょう。
自由度の高いハウスメーカーを数社選んだら、詳しく相談を進めていきます。
予算の打ち合わせをしつつ、良い間取りを提案してくれるハウスメーカーを探すのがコツです。
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口コミや体験談を確認
念のため、選んだハウスメーカーの口コミや体験談を確認します。体験談の確認は、良い間取り選びのコツです。
もしかしたら契約をするかもしれないハウスメーカーの体験談は、ためになります。
営業マンの態度は、人によって好みが異なります。念のため、確認をしておきましょう。
ココに注意
中には契約後に豹変する営業マンもいるようです。悪い口コミの方が多く見られるハウスメーカーは注意しましょう。
間取りの提案力もチェックが必要です。提案力は営業マンごとに違います。しかし「素晴らしい提案力」と言った口コミは、それだけのテクノロジーを有しているハウスメーカーの社員でなければ出てこない言葉です。
また、住まいの性能は住み始めてからでないと分かりません。後悔のポイントと合わせて確認が必要です。
とくに四角い住まいは、雨漏りが多いなどのデメリットも見かけます。性能の口コミを確認して、後悔をしないようにしましょう。
間取り関連の良い体験談を話す口コミもたくさんあります。あらさがしよりも、良い点を集めることに意識をしましょう。
間取り図面で生活をイメージする
候補を3種類程度に絞ったら、モデルハウスの見学で培った経験を元に、間取り図で生活をイメージします。イメージするときは、主に次の点を確認しましょう。
イメージするポイント
- 家事動線
- 臭いや音などの生活環境
- 収納の数やベッドなどを置いても扉が開くかの確認
- コンセントや配線の位置や数
- 採光
- 風通し
- 防犯面
間取り選びは、住み始めてからの想像が大切です。間取り図に、家具を記載しながら、動線などを確認しましょう。気になった箇所は、営業マンに相談をします。
最終的な間取り候補を、より良い内容にブラッシュアップしてください。ただし企画住宅は、間取りの変更ができません。ローコスト住宅がかなう範囲で、ブラッシュアップをしましょう。
一番の目的がローコスト住宅ならば、多くを求めないことも大切です。
無駄を省く
決めていた予算よりも高額な間取りになった場合は、無駄を省く工夫が必要です。例え四角い間取りであっても、安くなる限外があります。
予算オーバーをしていない人も、よりローコスト住宅を目指すため、無駄を省くのがおすすめです。
企画住宅ならば、設備のグレードを落とします。セミオーダーならば、設備の数を減らしましょう。
さらに詳しく
トイレや収納、部屋数を少なくすることで、値段が下がります。無駄を省くことで開放感が増し、より良い間取りになるかもしれません。
なくせる廊下があれば、削除できるか営業マンに相談をします。
営業マンに迷惑かな?と思われるかもしれませんが、気にしてはいけません。
ココに注意
ただし「俺はお客様だ!」という態度は問題です。謙虚に相談を持ち掛けましょう。
人は鏡です。謙虚に質問をすれば、営業マンも謙虚にかえしてくれます。対応方法に関しても、良い間取りを選ぶためのコツです。
契約前は何度でも気が付いたことを相談し、無駄を省いてください。
将来性のある間取りなのかを確認する
将来性も間取り選びの重要なポイントです。ローコスト住宅だから10年程度しか住まないというわけではありません。建ててゴールではなく、長年にわたり住める家を建てることが大切です。
ココがポイント
将来的に、住めるだけの間取りかを確認します。階段の高さや手すりなど、年齢を重ねた後でも利用できるかの確認は重要です。
耐震性や耐久性も、口コミやハウスメーカーのホームページから確認をします。将来的に長く住めるかは、ローコスト住宅と言え、重要な課題です。
住み始めてからメンテナンス費用が高額になるケースもあります。将来性のある間取りかどうかを確認しておきましょう。
まとめ
「ローコスト住宅は四角だと安い?間取り選びのコツ10選」を解説しました。間取り選びのコツは、最初にテーマを決めることです。
テーマを決め、モデルハウスを見学しながら見る目を養います。ローコスト住宅の間取りなので、ハウスメーカーに全てを任せきると後悔をするかもしれません。
規格住宅でも、やれることは多々あります。
四角い間取りを嫌う人は少ないはずです。ローコスト住宅の間取りは、四角い間取りを意識するとスムーズに決まります。
四角をベースにして、より良い間取りを考えていきましょう。