
三井ホームの評判の良さは多くの人が知っています。家を建てるのならば依頼をしたいと考える人も多くいますが、それを踏みとどまらせてしまう原因は、坪単価ではないでしょうか?良い評判以上に坪単価が高いことでも有名な大手ハウスメーカーです。
坪単価を聞いてしまうと、ためらう気持ちもわかります。しかし、それ以上のメリットがあることも忘れてはいけません。工面ができる人ならば「費用<メリット」になるかどうかの確認が必要です。高額だからのみで避けると、後悔をするかもしれません。
そこで今回は、三井ホームの坪単価とおすすめのメリット10選を解説します。判断に役立ててください。
目次
三井ホームの坪単価
画像参照元:三井ホーム公式サイト

やはり高額な坪単価、100万円の大台を余裕で超えてきました。イメージどおりの結果と思われる人も多くいるはずです。高級感があります。
CMには長年にわたり吉永小百合さんを採用していました。三井ホームの高級感が漂うイメージは、CMからも感じられます。
最近はCMソングも話題になりました。楽曲はディズニー映画「アラジン」の主題歌で知られる「ア・ホール・ニュー・ワールド」(A whole new world)のカヴァーです。歌うのは日本におけるボサ・ノヴァの第一人者の小野リサさん、やさしい歌声が三井ホームのイメージに合致します。
デザイン性の高さは、商品だけではありません。企業イメージを映すCMからも感じることができます。確認をする前から、坪単価が高いイメージを持ってしまうのも仕方がないのかもしれません。
三井ホームのおすすめのメリット10選
三井ホームのおすすめメリット10選は次のとおりです。
- 優れた耐震技術が地震に強い家を実現
- 間取りの自由度が高い
- 家の解放感が壮大な住まいに
- 優れた高断熱性能が魅力的
- 優れた耐火性能で万が一のときも安心
- 長く住める耐久性
- 健康で快適な住空間に住める
- 高い遮音性で快適な暮らしを得られる
- レベルの高い基本性能が標準設定
- 三井ホームという安心感
詳しく解説をしていきます。
メリット①優れた耐震技術が地震に強い家を実現
三井ホームと言えば、「モノコック構造」です。一般的なツーバイフォー工法をはるかにしのぐ強さを誇っています。基本となる枠組みと「床面・壁面・屋根面」の6面体で構成された堅牢な構造です。
強固ゆえにスペースシャトルや航空機、F1などにも技術が採用されています。地震の強い揺れエネルギーを家全体でバランスよく分散、揺れを抑える耐震性能です。
家を支えるには基礎も重要、三井ホームでは、独自の超剛性ベタ基礎マットスラブを採用しています。従来と比べ2倍以上の圧倒的な鉄筋量により、高強度と超剛性を備えた基礎です。
一般的な布基礎は「線」で支える構造、マットスラブは、地盤への荷重を分散できる「面」構造を採用しています。基礎全体を一体化した信頼性の高い構造で、強い地震から住まいを守るのです。
ココがポイント
他にも多くのテクノロジーを採用し、地震に強い住まいを建てていますが、口だけで「地震に強い」と言っているわけではないので安心してください。耐震実験を行い、強さの実証をしています。実際の地震よりも過酷な耐震実験に、モノコック構造は耐えました。

三井ホームのモノコック構造は強い耐震性能を有しています。住む人にとって大切なメリットです。
メリット②間取りの自由度が高い
ワンボックスの大空間を可能にする構法が、間取りに対する自由度を上げてくれます。壁の少ない大空間に、可動式家具を利用することで自由な発想の間仕切りが実現できるのです。用途転換対応にも優れているため、賃貸や店舗などの変更も容易にできます。
自由度の高い間取りの実現は、三井ホームの高強度耐力壁「Gウォール」の採用で実現しました。「Gウォール構法」が、耐震性を落とさず大空間の間取りの提案をさせてくれるのです。
ココがポイント
自由度が高いということは、望みが叶いやすいということ、これも大きなメリットではないでしょうか。三井ホームならば、自由な発想をカタチにしてくれます。
メリット③家の解放感が壮大な住まいに
三井ホームの大開口テクノロジー「Gフレーム構法」が家の解放感を上げ、住む人に心地良さをもたらしくてれます。最大約7.3mの大開口が、「反戸外感覚のオープンリビング」「大型自動車3台を並べて駐車ができるビルトインガレージ」などの実現に役立つのです。
さらに詳しく
さらに「Gフレーム」を進化させた「GフレームZ」が、水平方向の最大有効開口幅7.5m、垂直方向の最大有効間口高さ約5.4mを実現しました。2階まで広がる窓からは、家の中にいるとは思えないほどの壮大な景色を見ることができます。
家の中に解放感があると、心にゆとりが生まれるはずです。そのゆとりが家族の笑顔につながります。疲れた体が休まる家でなくてはいけません。三井ホームの解放感が、ゆとりある生活を手に入れるきっかけになるはずです。とても大きなメリットではないでしょうか。
メリット④優れた高断熱性能が魅力的
三井ホームの優れた断熱性能が、住む人の健康に良い影響を与えてくれます。高断熱により部屋の温度差を少なくすることで、ヒートショックや熱中症の危険を低減、住む人の健康を支えてくれる住まいです。
健康面が維持できる住まいは、大きなメリットではないでしょうか。三井ホームが断熱性に優れている理由は、次のとおりです。
- 密閉度の高いプレミアム・モノコック構法の採用。
- 6インチウォールに充填する断熱材の採用。
- 調湿機能を備えた木を構造材に採用。
三井ホームの進化した木造壁構法「プレミアム・モノコック構法」が、家全体の密閉度を高めます。
さらに詳しく
さらに外壁の枠組みに使用する6インチウォールに充填する断熱材で、外気温の影響をほとんど受けない超高断熱化を実現しました。壁内に用いられた木材は、調湿機能が期待できる素材です。
断熱性能のメリットは、健康面だけではありません。冷暖房費の節約にもつながります。木の暖かみをより引き出せるプレミアム・モノコック構法は、三井ホームを利用するメリットのひとつです。
メリット⑤優れた耐火性能で万が一のときも安心
木造に住むのならば、耐火性能が気になります。万が一の火災にも対応している家でなければいけません。安心してください。三井ホームの家は、優れた耐火性能を持っているメリットがあります。
もらい火への対策
火災は、どれだけ自分たちが注意をしていても「もらい火」により発生することがあります。三井ホームでは、外からのもらい火対策に、独自の「BSウォール」を採用しました。
さらに詳しく
一般的な外壁は、外部からの火災に対し30分~45分にわたり耐える性能を持っています。それに対し「BSウォール」は、60分以上耐えられる外壁だということが実験により証明されました。
周辺を全焼させた大きな火災時でも、三井ホームの家だけが類焼を免れたという実績を持っています。
内部延焼への対策
内部から発生した火災は、壁の内側や天井裏を伝わり火が燃え広がります。
三井ホームでは、「火の通り道」と考えられる箇所へファイヤーストップ材を採用、火の燃え移りをシャットアウトするのです。
ココがポイント
耐火性能に優れている証明は、火災保険料でもわかります。三井ホームの住まいは、省令準耐火建物(T構造)です。一般の木造住宅(H構造)に比べ火災保険を割安にできます。保険会社も認める耐火性能というわけです。
耐火性能は、家族の命を守るためにもこだわりを持たなければいけません。三井ホームは耐火性能が高いというメリットを持っています。
メリット⑥長く住める耐久性
家族との思い出を、長く残すためには耐久性に優れた家でなければいけません。三井ホームが手掛ける家は、耐久性にも優れているといったメリットを持っています。
- 構造材はカナダの製材工場で含水率19%以下に乾燥させたものを採用、木材の中に水を侵入しにくくさせる工夫を施し、反りや変形を減少させます。
- 火災対応だけでなく調湿機能にも優れた「BSウォール」が、壁内に湿気を呼び込みません。
- 耐震でも活躍する独自の超剛性ベタ基礎マットスラブがシロアリの侵入も遮断、さらに基礎天端からプラス1mの構造材部分にまで薬剤処理を施します。
木造の耐久性は、湿気とシロアリ問題を解決しなければいけません。湿気に関しては、三井ホームが解体調査を行い、壁内の結露が防げていることを確認しました。
ココがポイント
「BSウォール」を採用していない建物にも関わらず、結露は発生していなかったのです。最新の素材を利用した現在ならば、さらに高い耐久性が期待できます。
長く住める家はそれだけでメリットです。三井ホームの耐久性がそれを実現してくれます。
メリット⑦健康で快適な住空間に住める
高い断熱性能で健康面へのこだわりを解説しましたが、他にも快適な住空間にする設備を三井ホームは準備しています。それが全館空調システム「スマートブリーズ」です。
- 優れた省エネ性能。
- 1台で家じゅうを隅々まで換気。
- 快適な温度と湿度を24時間保つ性能。
- スケジュール運転機能で、運転モードと温度・湿度調節が時間帯に分けて設定可能。
高性能フィルターが、花粉やホコリを90%カットしてくれます。PM2.5にも対応しているので、快適な空気の中で生活ができるのです。
ココがポイント
さらにインフルエンザウイルスの生存率まで低減し、カビやダニの繁殖を抑制します。脱臭機能も備わっているので、大切なペットと快適に暮らすことも可能です。
空気で快適、ホコリの発生を防いで掃除も快適にする「スマートブリーズ」は、高断熱性能に優れたプレミアム・モノコック構法と合わせることで最大限の効果を発揮します。
三井ホームで家を建てれば設備として設置することが可能、これもメリットのひとつです。
メリット⑧高い遮音性で快適な暮らしを得られる
木造だと、音の問題を気にされる人もいるはずです。騒音問題は、ご近所トラブルにつながるかもしれません。不要なトラブルを防ぐだめにも、こだわりたい部分です。特に在宅時間が長い専業主婦にとっては、イライラ度を上げないためにも重要ではないでしょうか。
もし音トラブルを気にされているのならば、三井ホームの遮音性の高さがおすすめです。
- モノコック構法の気密性が音漏れを防ぐ。
- 何度も登場している「BSウォール」が、外部からの騒音を抑制。
- 生活音を低減するため、「遮音配慮間仕切り壁」を標準設定。

2階の床に「遮音床構造」の採用もできます。内外の遮音性に優れている三井ホームならば、音問題で苦しむことはありません。これも大きなメリットです。
メリット⑨レベルの高い基本性能が標準設定
素晴らしい性能と言っているだけでは、信ぴょう性に欠けます。信頼できるのは、第三者機関による証明ではないでしょうか。三井ホームでは全ての性能等級を高いレベルでクリアし、5分野7項目で最高等級を取得しています。
ココがポイント
所管行政庁が認定する、「長期優良住宅」にも標準で対応しているため、住宅ローン控除や、税制上で優遇されるメリットもあるのです。
三井ホーム以外の機関が認めた性能なので、信頼性も高まります。多くの最高等級を得ているのは、三井ホームで家を建てるメリットです。
メリット⑩三井ホームという安心感
画像参照元:三井ホーム公式サイト
大手ハウスメーカーの三井ホームが建てた家という安心感は、三井ホームで建てなければ得られないメリットです。
三井ホームは1974年に設立した大手ハウスメーカー、知名度も高く、実績も申し分ありません。北米生まれのツーバイフォー工法をいち早く取入れ、木造にもかかわらず耐火性能にも優れたプレミアム・モノコック構法を開発しました。
ココがポイント
デザインやインテリアにも強いこだわりを持っており、有能な建築士やインテリアコーディネーターと関わることで、オシャレな家を建てることができます。
優れたデザイン力に性能を維持させた三井ホームの評判は、名前だけでブランド力を持っているほどです。これほど大きなメリットはありません。
まとめ
三井ホームの坪単価とおすすめのメリット10選を解説しました。
坪単価はイメージどおり高額ですが、それ以上のメリットが得られる大手ハウスメーカーです。木造を求めているのならば、検討するハウスメーカーに三井ホームをいれるべきではないでしょうか。
もちろん、費用面は考えなければいけません。1度モデルハウスで話を聞き、工面できるかどうかを判断しましょう。「どうせ高いでしょ」の言葉だけで片付けるのは後悔の元です。三井ホームに1度でも興味が沸いたのならば、検討をしてみることをおすすめします。