家の間取りで、収納に悩んでいる人はいませんか?注文住宅の収納は、自由に決められるのが魅力です。
しかし、自由度があるからこそ人は悩むのかもしれません。ハウスメーカーや商品ごとによって自由度は異なりますが、注文住宅ならば多くの希望がかなえられます。
収納は、住まいの整理整頓を維持するための要、良いアイデアは採用をするべきです。
ただし、あれもこれもとアイデアを吸収すると住み始めてから後悔をします。利用しない収納はスペースの無駄遣いです。
収納一つ一つに使用意図を考えておきましょう。
そこで今回は「注文住宅の収納のアイデア10選!どれくらい必要なの?」を解説します。
より良い収納を設置するための参考にしてください。
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目次
注文住宅の収納のアイデア10選

- 玄関に大きな土間収納で家の中もスッキリ
- 床下収納でデッドスペースを有効活用
- 家事を楽にする洗面収納
- 子どもにはひとつのウォークインクローゼットを設置
- パンドリーには引き戸を設置
- リビング収納でいつもキレイに
- 寝室には夫婦別のクローゼットを設置
- 収納にワークスペースをプラス
- 階段下収納でデッドスペース対策
- 見せたくない物を隠すトイレ収納
詳しく解説をしていきます。
アイデア①玄関に大きな土間収納で家の中もスッキリ

玄関収納を活用することで、家の中では不要になるものを持ち込みません。おすすめは、靴のまま利用ができる土間収納です。
注文住宅の玄関収納に、土間収納は外せません。
土間収納の主な利用ポイントを確認しておきましょう。
コートを土間収納にしまえば、室内に花粉やウイルスを持ち込まないで済みます。土間収納に除菌スプレーを置き、脱いだ後に吹きかけておくと便利です。
また、外で利用するものはすべて土間収納にしまいます。
さらに詳しく
アウトドア用具や子どもの用具など、泥が付いていても土間収納ならば気になりません。ベビーカーもしまえます。
高価な自転車を持っている人は、しまえるぐらい大きな土間収納を依頼しましょう。
万が一に備え、防災グッズを土間収納に保管しておくと便利です。
家族の人数が増えれば、玄関に靴が散乱します。「家の顔」とも言われる玄関、キレイを維持するためは土間収納がおすすめです。
注文住宅ならば、玄関に土間収納を設置しましょう。
使用用途の多い便利な収納です。
アイデア②床下収納でデッドスペースを有効活用

注文住宅で家を建てるのならば床下収納を採用しましょう。
キッチンや洗面台などに設置をします。
ココに注意
家具などを置いて利用ができなくなる状況にだけは注意をしてください。
あらかじめ棚などの位置を決めてから、床下収納の場所を決めましょう。
床下収納は、普段は利用をしない工具などを入れておくのに便利です。
注文住宅の床下収納では、自転車を置けるぐらいの収納を提案する人もいます。子どもならば立って入れるぐらいのスペースです。
収納にしなければただの床下、利用はできません。大きな床下収納を設置することで、しまえる場所を増やします。
床下収納は、あると便利な収納です。
デッドスペースを有効活用して、室内の整理整頓に役立てましょう。
アイデア③家事を楽にする洗面収納

家事動線を意識した洗面収納です。共働き世帯ならば、家事の負担を極力減らすべきではないでしょうか。
洗濯は毎日必要な家事、大きな負担です。洗面収納を利用して、できるだけ楽にします。
そこで洗面所におすすめなのが、壁一面にフィットする壁面収納です。
壁面収納のメリットを確認しておきましょう。
全面にオープンな壁面収納を設置することで、無駄なくスペースが利用できます。
ココがポイント
洗面所に室内干しのスペースも作れば、洗濯の家事動線は完成です。洗濯が終わった衣類は、家族別に分けた専用棚に置いておきましょう。
洗濯が終わった衣類を自分たちで片付けることで、家事の負担を軽減します。
タオル類は洗面収納にたたんで置いておくことで、いつもで使える方法です。
棚に置かれた洗濯したばかりのキレイなタオルを想像してみてください。オシャレな雰囲気だと思いませんか。
無駄なスペースがない収納と、キレイにたたまれたタオルがオシャレな空間にします。
また、壁面収納は壁に付けることから地震に強い収納です。安心して利用ができます。
洗面所には、洗濯を楽にする大きな壁面収納を設置しましょう。
おすすめの収納です。
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アイデア④子どもにはひとつのウォークインクローゼットを設置
子ども部屋に個別の収納を設置せず、大きなウォークインクローゼットを採用しましょう。
建てる時、子どもの人数でウォークインクローゼットの大きさを変えるのがポイントです。
子ども部屋は、できるだけシンプルにします。勉強机とベッドを置くだけのスペースで十分です。部屋に入らない物は、すべて共有のウォークインクローゼットにしまわせます。
さらに詳しく
子ども部屋に余計なスペースを設けないことで、部屋から出る機会を増やす方法です。収納を共有することで、家族のつながりが生まれます。
子どもが小さいときは、大きなウォークインクローゼットが子どもたちの遊び場です。成長すれば、収納として活躍をします。
子ども部屋をシンプルにするのは、引きこもり対策としても有効です。延べ床面積の有効活用にもつながります。
ひとつのウォークインクローゼットは、メリットがたくさんあるおすすめのアイデアです。
アイデア⑤パンドリーには引き戸を設置
パンドリーは、キッチン周りに設けられた収納スペースです。オープンにされる人もいますが、引き戸を設置することをおすすめします。
パンドリーは、保存可能の食料品を保管するだけの収納場所ではもったいないです。いろいろな物を保管しましょう。
調理器具を収納することで、キッチンが整理整頓されます。
ゴミ箱を設置するのに抵抗を持たれる人もいるかもしれませんが、清潔に保てば問題はありません。
弁当箱や普段は利用をしない大型の食器などを収納しておくのも便利です。いろいろな物が収納できます。
ココがポイント
引き戸を設置するのは、いろいろな物を収納するのが理由です。急な来客時に、引き戸でパンドリーの中を隠すことができます。
開閉が面倒ならば、普段は解放をしておけばいいだけです。
パンドリーは、買い置きができることから、とくに共働き世帯におすすめをします。
さらに便利に利用をするためにも、引き戸を設置しておきましょう。素早く隠せる状況もアイデアのひとつです。
アイデア⑥リビング収納でいつもキレイに
リビング収納はキレイを保つための強い味方です。リビングを心地よい場にするのならば、リビング収納を採用しましょう。
リビング収納がないと、住み始めてから「なぜかリビングが片付かない」と悩む人が居ます。なんとなくいつもゴタゴタしており、安らぎの場とは言い難いリビングにイライラし始めるのです。
リビングから見えるところに掃除機がある暮らしはどうでしょうか。あまり良いものではありません。できれば隠しておきたいところです。
しかし、どうせ掃除をするのならば使いやすい位置にと、リビングへ出しておく人もいます。1つ妥協をしたことで、次々とだしておくようになり、何となくゴタゴタしたリビングが完成しました。
リビング収納は、いろいろな物をしまえるスペースです。高さを変えられる棚のあるリビング収納にすれば、収納力も上がります。
ココがポイント
子どもが小さい時期はオムツなどをしまい、大きくなればおもちゃの収納が可能です。掃除機や、子どものオムツが常に出してあるリビングにはなりません。
居心地の良いリビングが継続します。
注文住宅ならば、棚の高さが変更できるリビング収納を設置しましょう。おすすめのアイデアです。
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アイデア⑦寝室には夫婦別のクローゼットを設置

夫婦で同じクローゼットを利用するのではなく、別に設置することで多くのメリットが生まれます。
自分の物だけをしまえるので「どこにいった?」など、探すことが減ります。同じ収納だと、相手のせいにするかもしれません。
整理整頓ができない相手だと、真っ先に相手の責任を追及することでしょう。
また、たばこを吸う人と同じクローゼットを嫌がる人もいます。吸わない人からすれば、コートにたばこの臭いがつくのは耐えられません。これらが原因で、夫婦げんかをするのは悲しいことです。
ココに注意
しかし、実際にけんかをする夫婦がいる事実を知っておきましょう。仲が良いから大丈夫と思われるかもしれませんが長い人生、つまずくこともあります。
けんかの種になりそうな間取りは採用するべきではありません。
夫婦別のクローゼットは、いざこざを起こさないためにも必要です。スペースに余裕があるのならば、夫婦別のクローゼットをおすすめします。
アイデア⑧収納にワークスペースをプラス

最近は、在宅ワークをする人が増えてきました。しかし、スペースがないことに苦労される人も少なくありません。
在宅ワーク専用の部屋を、つくれるだけの広さがあるのならば解決はしますが、面積に余裕がない人がほとんどです。
余裕がない場合は、リビング収納をウォークインクローゼットにして、ワークスペースをプラスしておきましょう。
ココがポイント
スペースの有効活用です。メリハリが生まれ、リビングで仕事をするよりも作業がはかどります。
子どもの勉強する場など使用用途が多く、便利なスペースです。
在宅ワークが増える時代の訪れも考慮し、ワークスペースの確保をおすすめします。
アイデア⑨階段下収納でデッドスペース対策
デッドスペース対策として、階段下に収納を設置しましょう。ただし階段下収納は、高さが変わる収納なので、あらかじめ用途を決めておく必要があります。
ただ単に設置をするのではなく、何に利用するかを考えてから造作家具で収納を設置しましょう。
リビング階段ならば、本棚がおすすめです。造作家具の本棚は、別なものを飾ることもできます。活用方法が膨らむ収納です。
他にも、日用品の保管場所としての設置はいかがでしょうか。トイレットペーパーなどを保管しておきます。
廊下にある階段下収納ならば新聞や段ボールなど、捨てる日までの保管場所に最適です。最近はネット購入の機会が増えてきました。段ボールをまとめておく場所の確保が必要な人もいるはずです。
階段下は、収納に利用をしましょう。ただし利用用途を考えてから設置します。注文住宅だからできるアイデアです。
アイデア⑩見せたくない物を隠すトイレ収納

注文住宅では、トイレ収納が見落とされがちです。言われたままの提案で受け入れず、全てがしまえ、なおかつ見えない収納かを判断しましょう。
トイレは家族以外の人が利用をするかもしれません。見られたくない物もあります。
見られたくない物
- 生理用品
- 掃除用具
トイレ収納は、「タンク上」「床直置き」「埋め込み」のいずれかが一般的です。どれが良いとは一概に言えませんが、大きめの収納で、隠すことができる収納かを判断材料にいれることをおすすめします。
万が一、中が見えるような扉が採用されていれ場合は、収納の変更を検討しておきましょう。
収納はどれくらい必要なの?
収納の量は、人によって異なります。収納場所を多くすれば正解というわけではありません。
利用しない収納を設置するのは、スペースの無駄遣いです。住み始めてから利用をしていない収納を見ることで、後悔をする人もいます。
大切なのは、事前に使用用途を把握したうえで設置することです。
現在利用している家具を、そのまま新居に持っていくかの判断が必要です。持ちこまず、新しい収納にしまいたいのならば、多めに設置をしなければいけません。
アウトドアなどが趣味だと、多くの収納量が必要です。他にも、毎週買っている本がたくさんあるなど、人によってことなります。
ココがポイント
「どれくらい収納が必要なのか」を考えるときは、「どれくらい収納したいものがあるか」を考えましょう。生まれてくる子どものおもちゃなど、未来予想も必要です。
仕事で毎日スーツを利用する人ならば大きめの収納が必要ですが、普段着で仕事ができる人には必要がありません。
まずは、収納したい物の量をだし、どこにしまうのかを考えます。
収納を設置しすぎると、後悔をします。現在の住まいの収納力と照らし合わせて判断をしましょう。
個人によってどれくらいの収納力が必要かは異なります。
まとめ
「注文住宅の収納のアイデア10選!どれくらい必要なの?」を解説しました。収納は、住まいのキレイを保つために必要な間取りです。
しかし、設置をし過ぎて他の部屋を圧迫するのもよくありません。
どれだけ収納したいものがあるのかを、間取り作成前に書き出しておきましょう。必要な収納力が把握できます。
必要量を把握したうえで、今回紹介した注文住宅の収納アイデアを参考にしながら間取りに反映させる方法がおすすめです。