住友林業の断熱性について詳しく知りたいと思っている人はいませんか?断熱性能が高ければ「快適」で「健康的」で「光熱費を抑えられる」ことにつながります。
家を建てるのならば、断熱性にこだわらなければいけません。住友林業への依頼を悩まれている人は、断熱性に関しての情報も調べておくことが大切です。
そこで今回は「住友林業の断熱性を10つのポイントで解説!住環境は快適?」について解説をします。
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目次
住友林業の断熱性のポイント10つ
断熱性能は、外の空気の温度が家の中に伝わることを防ぐ性能のことです。
ココがポイント
外の熱は外壁や屋根、開口部から室内に伝わっていきます。断熱性能の高い家は、外の温度の影響を受けないことで、室内の快適さが保たれる家のことです。

住友林業の断熱性についてポイントごとに確認をしていきましょう。
冬は暖かく夏は涼しい室内がポイント
住友林業は、ホームページで「魔法瓶のように住まいを断熱」と記載しています。魔法瓶のように住まいを包み込み断熱性を高くしました。

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断熱性能が高いため、夏は冷房で冷やされた空気を逃さず、暑さの侵入をふせぐことで涼しさが持続する住まいです。冬は暖房で暖められた空気を逃さず、寒さの侵入を防ぎます。
住友林業の家は、少しのエアコン利用で冬は暖かく夏が涼しい住まいになるのが特徴です。
光熱費の節約がポイント

テクノロジーの進化により、光熱費が1年間で7万円も安くなると算出されました。
断熱性が高いことで光熱費が変わります。夜11時に暖房を停止し、朝5時の温度を旧省エネ基準の住まいと比べてみたら5度も温度差があることがわかりました。
旧省エネ基準の家との差
- 旧省エネ基準の家の光熱費:30万円/年
- 住友林業の家:23万円/年
住友林業の断熱性は、家計にも優しい性能です。安心して任すことができます。
360°TRIPLE断熱がポイント
住友林業の家は、「360°TRIPLE断熱」がポイントです。
3つのポイントが住まいの断熱性を上げてくれます。360°TRIPLE断熱により住友林業の家は、住宅性能表示制度の断熱等性能等級で「最高等級4」を上回る性能を実現しました。
3つのポイントを詳しく確認しておきましょう。
構造材がポイント
住友林業の家は木造です。家を建てる場合、構造材は「木」「鉄」「コンクリート」の中から選ぶのが一般的、3種類の中では木が最も断熱性に優れています。
木は生きています。木の中にある細胞の空気層が断熱性を高めてくれるのです。
さらに詳しく
想像してみてください。鉄はすぐに熱くなり、冷たくなるイメージができませんか。木は、熱も冷気もゆっくりと伝わってくるイメージが持てます。
炎天下に放置してあった鉄に触るとやけどしそうな熱さです。逆に炎天下で木に触っても熱いと感じません。断熱性の違いは明らかです。
構造材が、住友林業の断熱性をあげています。住友林業が断熱性に優れているのは、木造もポイントのひとつです。
隙間のない構造躯体がポイント
住友林業の家は「魔法瓶のように住まいを断熱」します。壁や天井、床などの隙間をなくし、断熱性を上げるのがポイントです。
省エネ基準で建てられた家と、現在の住友林業の断熱材の厚さの違いを確認しておきましょう。
断熱材の厚さの違い
- 壁:5倍
- 天井:7倍
- 床:7倍
旧省エネ基準の家と比べると、その差は歴然です。魔法瓶のようにすっぽりと包む断熱性は、ふんだんに利用された断熱材が影響します。
隙間のない構造躯体が、住友林業の断熱性を向上させるのです。
複層ガラスの窓がポイント
住友林業の家は、大開口が特徴です。解放感を得られる大開口の窓は、断熱性能に影響を与えます。

熱の伝わりにおいて、3mmの1枚ガラスを100とした場合、住友林業が採用する「Low-E複層ガラス」は、80%も低減するガラスです。
断熱性能に優れたガラスを採用することで、高い断熱性を実現します。
次世代断熱の推奨がポイント

省エネ法に基づき定められた地域区分の基準を上回ることで、エネルギーの使用量を抑えるのが目的です。
例えば、4~7地域では省エネ法が3地域にて求めているUA値の断熱を採用しています。
4~7地域の断熱材の厚さ
- 天井:210mm(高性能グラスウール)
- 壁:105mm(高性能グラスウール)
- 床下:100mm(押出法ポリスチレンフォーム3種)
住友林業は、断熱材の十分な厚さにより次世代断熱を推奨します。エネルギーの使用量を抑え、光熱費を抑えることができる住まいです。
一年中に快適に暮らすことができます。
高性能グラスウールを採用
住友林業は、断熱性を高めるため「高性能グラスウール」を採用しています。

一般的なグラスウールよりも、グラスウール繊維が細かく量が多いので、空気が動きにくい特徴を持っています。空気が動かないことで、断熱性が高まるのです。
ココがポイント
さらに、結合剤には植物由来のものが利用されています。住む人の健康や環境に配慮された「高性能グラスウール」です。
また、グラスウールは断熱以外にも優れている点があります。
グラスウールの原料はガラスです。ほぼリサイクルができる素材なので、環境にやさしいのが特徴です。
断熱性だけでなく、吸音性にも優れています。断熱材を厚くする住友林業の家は、遮音性にも優れてるといった口コミも多く見られました。
また、万が一火災が発生してもガラスが主原料なので安心です。結合剤も植物由来なので、有毒ガスは発生しません。
高性能グラスウールが、住友林業の断熱性を向上させます。断熱性だけでなく他の性能にも影響を与える、優れた「高性能グラスウール」の採用がポイントです。
住友林業のQ値とUA値を確認
Q値とは、断熱性能を示す値です。熱が逃げにくいかを数値で表します。Q値が小さいほど断熱性に優れている家です。
ただ2013年からはUA値が省エネ基準に利用されるようになりました。低いほど断熱性が高いと判断します。
Q値とUA値
- Q値:1.92(W/㎡・K)
- UA値:0.46(W/㎡・K)
地域によって異なりますが、ZEH住宅の基準はUA値「0.40~0.60以下」の数値です。住友林業の家は、余裕でクリアしていることがわかります。
UA値から見ても、住友林業の家は断熱性に優れているのです。ZEH住宅を検討しているのならば、住友林業でも問題はありません。
構法による差はなし
住友林業では主に「ビッグフレーム構法」と「マルチバランス構法」の2つが採用されています。構法はそれぞれ特徴が異なりますが、断熱性に大きな差はありません。
選ぶ商品によって構法が異なりますが、断熱性を気にする必要はないようです。
まとめ
「住友林業の断熱性を10つのポイントで解説!住環境は快適?」を解説しました。住友林業の家は断熱性に優れていることから快適に暮らすことができます。
ヒートショックの発生が低減できる住まいです。
さすがは大手ハウスメーカーと言ったポイントが多く見られました。住友林業ならば、標準仕様で断熱性の高い住まいが建てられます。