
北欧住宅を求めている人ならばスウェーデンハウスを外すことはできません。高気密高断熱で有名の大手ハウスメーカーです。
デザイン性に憧れる人も多くいます。ただ気になるのは坪単価です。高単価なことでも有名なので、確認し驚かれている人もいるのではないでしょうか?
坪単価を見て「ちょっと難しい」とすぐに思われるかもしれませんが、検討から外すのは早すぎます。メリットと照らし合わせ、コストパフォーマンスを考えてから判断をするべきです。
そこで今回は、スウェーデンハウスの坪単価とおすすめのメリット10選を解説します。参考にしてください。
目次
スウェーデンハウスの坪単価
画像参照元:スウェーデンハウス公式サイト

価格差がありますが、1つの商品が坪単価を上げています。「hus Premie Gården(ヒュースプレミエ ゴーデン)」は、スウェーデンハウスの邸宅仕様です。1つの商品が高額なだけで、外すと坪単価は「65万円から100万円程度」になります。
坪単価が高額になるのは、生産をスウェーデンで行うことが理由です。スウェーデンに工場を持ち、生産をスウェーデンで行うことから高額な輸送コストが発生します。スウェーデンハウスは、スウェーデンで生まれ日本で育った家です。
輸送コストがかかるのは仕方がないかもしれません。超高額商品のhus Premie Gårdenを外せば、高額商品を手掛ける大手ハウスメーカーと同じぐらいの坪単価をしています。
スウェーデンハウスのおすすめのメリット10選
スウェーデンハウスのおすすめメリット10選は次のとおりです。
- 耐震性に優れている
- 高気密高断熱に優れている
- 耐久性に優れている
- 木製サッシ3層ガラス窓の魅力
- 耐火性に優れている
- 強力な台風にも負けない耐風圧と水密
- 高い遮音性能で静かな暮らし
- 住む人の夢を叶えるユニバーサルデザイン
- 安心の50年間無料定期検診システム
- 顧客満足度が高い
スウェーデンハウスのコンセプトは「100年住み継いでいく家。高気密・高断熱。家族を守る強い家づくり」です。コンセプトどおりのおすすめメリット10選ではないでしょうか。
詳しく解説をしていきます。
メリット①耐震性に優れている
スウェーデンハウスでは、地震に強い「モノボックス構造」が採用されています。強度に優れた木質壁パネルを強固に接合し一体化させた構造です。
さらに詳しく
地震の強い揺れエネルギーを面で受け止め分散さます。一点の接合部に揺れエネルギーが集中してしまう「軸組構造」よりも、面で受けエネルギーを分散せるモノボックス構造の方が、理論的にも耐震性に優れているのです。
しかし、いかに強度に優れた木質壁パネルを採用しても、接合部分が強固でなければ強い個体にはなりません。気になる接合部分には、次のテクノロジーが利用されています。
- ホールダウン金物:耐力壁と基礎を直結する金物で、地震の上下に揺れるエネルギーから建物の浮き上がりを防止。
- アンカーボルト:土台と基礎を連結する金具で、地震の揺れで建物が基礎からズレことを防止。
- 帯金物:外壁パネルと床組を強固につなぐ金物で建物全体を一体化、地震の強いエネルギーを面で受け止める強靭な構造を実現。
- フレームコーナー:内部の耐力壁を床と緊結する金物で、開口脇の浮き上がりを防止。
接合部のテクノロジーが、モノボックス構造をさらに強化、耐震性に優れた建物にしています。その強さは、実大建物による実験で証明されているので安心をしてください。
ココがポイント
数百年に一度と言われる大地震の揺れを受けても、有害な損傷を受けず室内を守った実験結果を持っています。
スウェーデンハウスのコンセプトを実現させるには、地震に強い家でなければいけません。スウェーデンハウスは、コンセプトを有言実行する耐震性に優れた家を建てる大手ハウスメーカーです。
メリット②高気密高断熱に優れている
スウェーデンハウスと言えば、「高気密高断熱」の家です。高気密高断熱で定評のある一条工務店と熾烈なトップ争いをしています。
スウェーデンの寒冷地で建てられる家なので、日本に来る以前から高気密高断熱に優れていました。元から強い高気密高断熱を持つ建物に、年月をかけ磨きをかけています。
その性能を証明するためスウェーデンハウスでは、日本初の全棟高性能保証表示システムを1999年にスタートさせました。
さらに詳しく
1棟毎に断熱性能を表すQ値を計算し、気密性能を表すC値を実測、性能を数値で「見える化」にすることを実現させたのです。現在は熱貫流率U値も表示しています。
「見える化」にするだけの自信がなければできません。それだけ高気密高断熱に優れた家を建てているという証明にもなります。

住み続けるのに必要な性能が、スウェーデンハウスの家にはあります。これも大きなメリットです。
メリット③耐久性に優れている
コンセプトの「100年住み継いでいく家」を実現させるには、耐久性に優れていなければいけません。スウェーデンには、「親の代で家を建て、子の代でサマーハウス(別荘)を、さらに孫の代ではヨットを。」という言葉があります。
ココがポイント
親が家を建てれば孫の代まで受け継げるということ、長く住み続けられる良質な資産が家族を豊かにするのです。
スウェーデンハウスは元から耐久性に優れていた家に、3つのポイントで劣化しない仕組みを強化しています。
- 通気:壁パネルと外装材の間、小屋裏が常に通気する層を施すことで、湿気の高い空気の滞留を防止。
- 防腐、防蟻処理:人体の影響に配慮しながら、土壌処理と構造上主要部分に有効な防腐、防蟻の処理。
- 含水率:一般的に木材の含水率が20%以上になると木材腐朽菌やシロアリが発生しやすくなることから、含水率基準の19%以下を大きく下回る、概ね15%以下に保つ技術を採用。
スウェーデンハウスは、これらを実証するために22年経過したモデルハウスの経年変化を検証しました。その結果、乾燥状態が保たれ健全な状態であることを証明したのです。
坪単価は高いですが、孫の代まで引き継ぐことができれば高額な買い物とは思えません。優れた耐久性は、スウェーデンハウスのメリットです。
メリット④木製サッシ3層ガラス窓の魅力
画像参照元:スウェーデンハウス公式サイト
スウェーデンハウスと言えば「木製サッシ3層ガラス窓」をメリットに入れない訳にはいきません。設立当初からスウェーデンハウスがこだわり続けている窓です。
ココがポイント
スウェーデンでは標準となっている性能の高い3層ガラスは、日本ではまだ少数と言われています。
優れた木製サッシ3層ガラス窓を設置できるのも、スウェーデンハウスのメリットではないでしょうか。
- 約180度回転する窓なので、部屋の中から窓の外が拭くこともできる便利さ。
- 換気量を調節しやすい機能性。
- 木製サッシの魅力。
窓は、快適な暮らしの重要なこだわりポイントにも関わらず、自ら手でつくるハウスメーカーはほとんどありません。

こだわりのある木製サッシ3層ガラス窓を採用できるのは、スウェーデンハウスで家を建てるメリットです。
メリット⑤耐火性に優れている
スウェーデンハウスならば、耐火性に優れた家を建てることができます。住む人にとって、万が一の火災は脅威です。できるだけ耐火性に優れた家に住みたいと思うのは当然ではないでしょうか。
ココがポイント
スウェーデンハウスでは、省令準耐火構造が標準仕様なので、火災保険も一般的な木造に比べ半額になるメリットも持っています。
安くなる火災保険料が、優れた耐火性能を認める証明にもなるメリットです。
メリット⑥強力な台風にも負けない耐風圧と水密
昨今の日本は、台風による甚大な被害が増えています。これから家を建てるのならば、自然災害に強い家でなければ不安です。スウェーデンハウスならば、耐風圧と水密に優れた家を建てることができます。
- 実大一層建物の水平加力実験により、過去最大級の台風にも耐えられる耐風圧性能を証明。
- ゲリラ豪雨を想定した試験により、全ての窓が住宅用を超えた中高層ビルに並ぶ性能を持っていることを実証。
- 台風などの強風により窓が割れる被害を考え窓の耐風圧試験を実施、結果、一般住宅の性能基準を遥かに超えるビルの23階までに使用する窓の性能があることを実証。
- 屋根は丈夫な小屋組で作り強靭な金具を多く使って壁にしっかり固定、吹き飛ばされない技術を採用。

住宅技術が向上しているにも関わらず被害が甚大なのは、温暖化が関係しているのかもしれません。ならば、家も強化しなければ、立ち向かうことができないはずです。
スウェーデンハウスは、実証実験により耐風性能を証明しています。これからの住まいに適している証明がされているのです。これも大きなメリットと言えます。
メリット⑦高い遮音性能で静かな暮らし
木造だと遮音性に不安を抱かれるかもしれませんが、スウェーデンハウスならば問題ありません。「木造サッシ3層ガラス窓」と「外壁パネル」が優れた遮音性を発揮します。
- 木造サッシ3層ガラス窓:32dBの減音。
- 外壁パネル:36dBの減音。
屋外が80dBの場合で、上記の減音を実現した性能を持っています。
さらに詳しく
室内でピアノの演奏をしても、近所に迷惑をかける心配はありません。また、交通量の多い大通りに建てた場合も、室内は静かさを実現できる数値です。
木造でも遮音性には問題ありません。騒音トラブルを考えないですむメリットを持っています。
メリット⑧住む人の夢を叶えるユニバーサルデザイン
ユニバーサルデザインとは、できるだけ多くの人が利用できる建築を目指した設計を意味します。
スウェーデンは福祉の国です。「高齢者」や「障がい者」に配慮した家を普及させた実績があります。スウェーデンハウスは、独自のバリアフリー基準を設け住む人の夢をかなえてくれるのです。

家族が抱く夢「音楽を楽しみたい」「キッチンにこだわりたい」「開放的な浴室」「和風を取り入れたい」など、家庭によって夢はさまざまです。多くの人の夢がかなう、ユニバーサルデザインで自由設計のメリットをスウェーデンハウスは持っています。
メリット⑨安心の50年間無料定期検診システム
スウェーデンハウスで家を建てると、50年間の無料定期健診システムが付いてきます。
最初の10年は、7回にわたり保証内容に基づいた定期点検およびメンテナンスアドバイスの実施です。その後の40年間は、5年後ごとに定期健診およびメンテナンスアドバイスをしてくれます。
さらに詳しく
10年保証期間にスウェーデンハウスが必要とするメンテナンス工事を行った住まいに対しては、さらに10年保証を延長するオプションもメリットのひとつです。
サポートは大手ハウスメーカーならば当然かもしれません。ただ、その当然がスウェーデンハウスにも充実した内容で用意されています。安心して住み続けることができるメリットです。
メリット⑩顧客満足度が高い
画像参照元:スウェーデンハウス公式サイト
スウェーデンハウスは顧客満足度が高い大手ハウスメーカーです。その高さはオリコン顧客満足度調査により証明されています。
ココがポイント
スウェーデンハウスは2015年から2020年にわたり、顧客満足度ハウスメーカー注文住宅第1位を受賞し続けている実績を持っているのです。
6年連続で顧客に選ばれ続けている実績は、コンセプトやメリットが実現している証明ではないでしょうか。
今まで紹介したメリットも、素晴らしいサービスが多々あります。ユニバーサルデザインは、多くの人が満足するサービスです。
アフターフォローも問題ありません。災害に強い住まいも顧客満足につながります。
全棟高性能保証表示システムの採用も、顧客のためを考えたからこそ生み出されたサービスではないでしょうか。
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さらにスウェーデンハウスでは、じっくりと体感できる宿泊体験も実施しています。購入前に、営業担当を含めないで1泊2日の生活ができるサービスです。
納得して建てて欲しいという顧客目線のサービスは、「さすが」としか言いようがありません。

オラオラ営業とは無縁のハウスメーカーです。安心して話を聞くことができます。
顧客満足度1位は、利用者にとっておおきなメリットです。気持ちよく家を建てたいのならば、スウェーデンハウスの検討をおすすめします。
まとめ
スウェーデンハウスの坪単価とおすすめのメリット10選を解説しました、坪単価は高額ですが、素晴らしいメリットを持ったハウスメーカーです。
他の大手ハウスメーカーは、顧客満足度1位をメリットにあげることができません。6年連続でスウェーデンハウスが受賞をしています。ウリにしたくとも第三者に認められないのですから無理な話です。

勘違いしてはいけない点は、どこの営業も一緒ではないという事実です。
多くの顧客が満足したメリットをスウェーデンハウスは持っています。スウェーデンハウスは、坪単価以上のメリットが期待できる大手ハウスメーカーです。