
タマホームと言えば、坪単価が非常に低価格なことで有名な大手ハウスメーカーです。20代で家を建てると決めた人には、外すことのできないハウスメーカーかもしれません。
ただ、いくら大手ハウスメーカーでも安すぎるのは気になりませんか?安いからと言って安易に手を出し、せっかくのマイホームを失敗したくはありません。しかし名のあるハウスメーカー、心配は不要なのかな?とも思えます。真実はどうなっているのでしょうか。
そこで今回は、タマホームの坪単価とおすすめのメリット10選を解説します。タマホームが低価格を実現している理由も解説するので、参考にしてください。
目次
タマホームの坪単価
画像参照元:タマホーム公式サイト

最近は高額な商品も販売されているので坪単価に幅があります。ただ、30万円という坪単価は本当に安いです。
低価格にも関わらず、CM起用にはそうそうたる有名人を採用しています。キムタクのCMは記憶にも新しく、タマホームのCMソングが記憶に残る要因にもなったのではないでしょうか。
北島三郎、ももいろクローバーZ、加山雄三、坂本冬美など、誰もが知っている有名人をどんどん採用しています。最近は好感度の高いお笑い芸人サンドウィッチマンを採用しました。
大物芸能人が次々とCMをやるのは、それだけで安心感につながります。坪単価が安いにもかかわらず、これだけのメンツをそろえられるのは驚きです。大物のCM採用も、タマホームの特徴と言えます。
タマホームのおすすめのメリット10選
タマホームのおすすめメリット10選は次のとおりです。
- 適性価格で家が建つ
- 施工期間が短い
- 理想を叶える家づくりが魅力
- 低価格でも地震に強い家が建つ
- 低価格でも耐久性が意識された家が建つ
- 低価格でも断熱性能の基準を満たした家が建つ
- 低価格でも耐火性に優れた家が建つ
- 健康に配慮した素材を採用
- 長期優良住宅対応の魅力
- 受賞歴の多さが安心の評価につながる
詳しく解説をしていきます。
メリット①適性価格で家が建つ
先ほどの坪単価で解説したとおり、ローコスト住宅がタマホームのウリです。
「適正価格の家が建つ」というのは、若い世代で家を建てたいと望む人たちにとっては大きなメリットではないでしょうか。タマホームが低価格で提供できる理由は次のとおりです。
- 中間業者を省くことでコストを節減。
- 製材工業とタマホームが直接つながることで素材が安く手に入る。
- 大量発注によるコスト削減。
住宅を建てる場合、他のハウスメーカーは依頼を受けたあと現場を仕切る管理会社に委託をします。管理会社は「基礎」「大工」「給排水」「内装」「電気」と、それぞれ施工業者に依頼をするのです。
この管理会社を挟むことで、コストが発生します。タマホームは、管理会社に委託をしません。自らが施工業者を管理します。自ら管理することで余分なコストを抑えているのです。
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さらに建てるために必要な木材に関しては、独自の流通システム「タマストラクチャー」の構築により中間マージンを削減しています。製材プレカット工場と直接つながることで、安いにも関わらず品質も保てるという仕組みです。
住宅設備に関しては、専門の設備メーカーから大量購入をすることでコストの削減をしています。おおよその供給数をあらかじめ協議してから価格を設定するので、仕入れが安定し低コストでハイクオリティな設備が手に入るというわけです。
ココがポイント
タマホームは、自社ができるところは自社で行うという方法で、家を「適正価格」にしています。他社で価格が高額になる理由は利用者にはわかりません。不明確なブラックボックスを排除したサービスが、低価格に結びついています。これは大きなメリットです。
メリット②施工期間が短い
タマホームは、工期の期間が短く2カ月ほどで家が建つメリットを持っています。先ほど説明をした、管理を自社が直接行うことで工期の短縮が可能となりました。
道路工事の手抜きが発覚するニュースを見たことはありませんか?下請けと孫請けが責任のなすりつけ合いをする状況は、よくある話です。タマホームは直接管理をすることから、施工会社の言い訳など通用しません。

施工期間を無理やり短くしているわけではありません。自ら管理することで、工期の期間も短くしました。

建て替えの場合ならば、仮住まいの費用が短縮できるメリットも生じるはずです。
メリット③理想を叶える家づくりが魅力
タマホームは自由設計により、多くの要望を叶えてくれます。タマホームでは、次の4つのステップにより希望をかなえてくれるのです。
1.ヒアリング
最初に、専任の営業担当者に要望を説明します。希望はここで最初に伝えておきましょう。不安や疑問があれば納得いくまで確認し、自分の夢の実現に近づけてください。
2.間取りの提案を受ける
ヒアリングをもとに、タマホームが間取りを提案してくれます。気になる点があれば、どんどん質問をしましょう。
3.内装と設備の提案を受ける
室内にどのようなイメージを持っていたのか、設備の色や選定をすることで具体化をしていきます。
4.外観と外装の提案を受ける
最後は外観デザインです。純和風やモダンなど、自分のイメージしていた外観デザインを話しましょう。
一連の流れを選任の担当者が行ってくれます。
初の顔合わせから受け渡しまで、同じ担当者が請け負ってくれるので話がブレません。理想の間取りを叶えるため、しっかりと気持ちをぶつけるようにしましょう。自由設計はメリットのひとつです。
メリット④低価格でも地震に強い家が建つ
タマホームは低価格でも地震に強い家を建てることができます。
- 耐力面材を利用した木造軸組在来工法の採用。
- 地盤調査の実施。
- ベタ基礎工法の採用。
タマホームでは一般的な木造軸組在来工法に構造用耐力面材を利用することで、点ではなく面で災害エネルギーを受け止め、家の負担を分散させる工法を採用しています。耐震性に優れた工法です。
また、着工前には必ず地盤調査を実施して、強度の確認を行います。強度が足りないと判断されれば別途費用はかかりますが、基礎補強工事や地盤改良工事を施し強度の確保を行うのです。
ココに注意
建物が強固でも地盤がもろくては意味がありません。
基礎に関しては、家全体をしっかりと支えるベタ基礎工法の採用です。コンクリートには、計画共用期間が約65年(JASS5基準)の高い耐久性と強度を確保、工場で溶接・加工をしたユニット鉄筋と合わせることで不動沈下を起こしにくくします。
ココがポイント
低価格でも、地震対策に抜かりはありません。それは、耐震実験により証明さいれています。
地震に対して十分な安心性が確保されているのは、家を建てる際のメリットです。
メリット⑤低価格でも耐久性が意識された家が建つ
耐久性に悪影響を与えるのは、湿気とシロアリです。タマホームでは、建物全体に換気を施すことで湿気による腐敗とシロアリの発生をカットしています。
外壁と構造躯体の間に通気層を通すことで湿気を外部に放出、結露や湿気を少なくして構造体や断熱材を腐食やカビから守る工夫が施されているのです。通気層は屋根裏まで通っているので、より効果的に守られています。
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さらに、基礎パッキンを採用して、床下に風通りを作りました。シロアリの発生を抑制する対策もできています。

完全な対策とまでは言い難いですが、できる範囲の対策が講じられているのはメリットではないでしょうか。耐久性の向上も考えられたつくりです。
メリット⑥低価格でも断熱性能の基準を満たした家が建つ
タマホームならば、断熱等性能基準の最高等級4を満たした家が低価格で建てられます。
断熱等性能基準とは、断熱や省エネに関する基準です。基準をクリアしている家は、高い断熱性と機密性を保持していことから、エアコンなどの利用が削減できます。

タマホームでは、壁と天井にグラスウール、床にポリスチレンフォームの断熱材を採用することで断熱等性能等級4(最高等級)をクリアしました。低価格でも十分な断熱性と気密性が期待できます。
メリット⑦低価格でも耐火性に優れた家が建つ
万が一の火災に備え、ほとんどの商品で耐火性に優れた素材を標準仕様にしています。
- 石膏ボードの採用。
- 不燃材料に認定された外壁材を採用。
壁や天井の下地には、内部に約21%の結晶水が含まれている石膏ボードを採用しています。火災が発生したときは、約20分にわたり水蒸気を発散して温度の上昇を抑制してくれるのです。
ココがポイント
延焼防止効果の向上のため、各居室に施されています。
火災は、もらい火にも対策が必要です。そこで外壁には、火に強い不燃材料に認定された外壁材が採用されています。近くで発生した火事にも万全な対策です。

どんなに気を付けていても、近くで発生すれば影響を受けます。低価格でも、耐火性に優れているのはタマホームのメリットです。
メリット⑧健康に配慮したシステムや素材を採用
家族の健康に配慮するためには、新鮮な空気が必要です。カビやダニの発生でシックハウス症候群が発症したら目も当てられません。
タマホームでは、室内の空気をきれいに保つためのシステム、全熱交換型全館セントラル24時間換気システムが採用できます。
商品によっては標準装備の家もあるので、コストを気にせず導入ができるかもしれません。全熱交換型全館セントラル24時間換気システムは、花粉・黄砂・排気ガスなどを排除して空気をキレイに取り入れてくれるシステムです。
ココがポイント
室内の汚れた空気を排出し、新鮮な空気だけを取り入れてくれます。熱交換に対応しているので、冷暖房費のランニングコストにも問題ありません。
また、建築材や接着剤から放出されるホルムアルデヒドも、シックスハウス症候群の原因と言われています。タマホームでは、体に優しい健康素材を使用しているので安心してください。
ココに注目
オプションの場合もあるので、坪単価は上がりますが、健康には変えられません。
全熱交換型全館セントラル24時間換気システムが標準装備されていない場合は、検討をするべきです。このような設備が準備されているのもメリットのひとつと言えます。
メリット⑨長期優良住宅対応の魅力
タマホームでは、ほとんどの商品で「長期優良住宅対応」が標準仕様となっています。
先ほど説明したとおり基礎や構造の強度にこだわりがあるため、優れた耐震性と耐久性を備えた住まいがメリットです。そのメリットにより、「長期優良住宅対応」が認められると、税制上で優遇措置が受けられます。
- 住宅ローンの減税の優遇。
- 所得税(投資型減税)の優遇。
- 不動産取得税(標準課税からの高世額)の優遇。
- 登録免許税(居住用家屋の適用税率)の優遇。
- 固定資産税(新居受託の軽減措置が適用される期間)の優遇
低価格にも関わらず、税制上でも優遇が受けられるかもしれません。これもタマホームで建てるメリットです。
メリット⑩受賞歴の多さが安心の評価につながる
画像参照元:タマホーム公式サイト
タマホームは多くの受賞歴があり、それは安心感につながります。
- 2019年度 ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2019「優秀賞」「特別優秀企業賞」を受賞
- 2019年度 「緑の募金感謝状」を受賞
- 2018年度 ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2018 「優秀賞」「優秀企業賞」を受賞
- 2018年度 「ウッドデザイン賞2018」を受賞
- 2017年度 「ウッドデザイン賞2017」を受賞
- 2017年度 ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2017 「優秀賞」「貢献賞」「優秀企業賞」を受賞
- 2016年度 ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2016 「優秀賞」を受賞
- 2015年度 第12回エコプロダクツ大賞「環境大臣賞」を受賞
- 2013年度「グッドデザイン賞」を5件受賞
- 2013年度「木づかい運動感謝状」を授受
- 2010年度「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリック2010」優秀賞を受賞
受賞は、第三者の評価によって得られます。それだけの評価をタマホームが受けたことの証明です。
低価格でも、ここまでの評価を受けているのは、タマホームで家を建てるメリットではないでしょうか。

まとめ
タマホームの坪単価とおすすめのメリット10選を解説しました。
坪単価が安いにも関わらず、パフォーマンスは充実しています。やはり自社でできることはやるという姿勢が、コストを下げ品質を保つ要因となっているようです。
CM起用や受賞歴から見ても、第三者の評価は高いように思えます。その点から見ても、検討するハウスメーカーのひとつに入れるべきではないでしょうか。まずは実際に営業担当の話を聞いてみましょう。低価格で優れた商品に出会える可能性をタマホームは持っています。